☕️もまの心の整理術
〜前編|わたしはいらない子だと思っていた〜家庭の中の孤独と外での発散〜
🕊はじめに
あなたも、誰かからダメ出しをされたことはありませんか?
「なんでそんなこともできないの?」
「ほんとに使えないなぁ」
「どんくさいね」
冗談っぽく言われた一言でも、
気づかないうちに、
その言葉が心の奥深くまで突き刺さっていることがあります。
気づけば、自分に⭕️(まる)をつけられなくなっている。
「わたしなんて、価値がない。いらないんじゃないか…」
そんな思いに支配されていた時期が、わたしにもありました。
お風呂に浸かって、涙したことも数えきれないほどあります。
🏠家の中に、居場所がなかったわたし
わたしは、子どもの頃から「きょうだいと比べられて生きてきた」感覚を持っていました。
母ときょうだいの輪には入りにくくて、
わたしの話だけはいつも流されたり、
三者面談も「あんたのは行きたくない」と言われたり。
しまいには、「あんたなんかいらんわ」と、
真正面から否定されるような言葉もありました。
わたしは母に嫌われているんだな。と思っていました。
(今思うと、育児ノイローゼやワンオペでストレスが溜まっていて、
そのはけ口にされていたんだなと思います。
でも、当時はすごく辛かった)
自分の家なのに、居づらい。
わたしの居場所はここじゃない気がして…
「わたしはいらない子なんだ」って、ずっと感じていました。
🏃♀️ジャジャ馬娘、外で爆発!
でも、その代わり、わたしは外で思いっきり発散していました。
まさに、ジャジャ馬娘!笑
学校では走り回って、大声で笑って、男子を追いかけまわして。
「デブ!」とか言ってきた男子なんて校内、校外関わらず全力で追跡。
なんか、自分をどう表現したらいいかわからなくて、
わざとオトコっぽくしてみたり、
自分のことを「オレ」と言ったりしていました。
男子たちからは「オトコ女」と呼ばれていたけど、
そんなふうに動いてる時が、
いちばんわたしらしくいられた時間だったと思います。
凄くイキイキしてたな。。。と🤭
今思えば、あれはちゃんとストレスを発散できていた時間でした。
*ちなみに、とある方に霊視をしていただいたのですが、
わたしの守護霊は江戸時代初期の40代のオジサンらしいです。
性格の似たご先祖様が付いてくれるらしいのですが、
オジサン・・・確かに「オトコ女」納得です🤣
📞バレた…? 電話の向こうのわたし
そんなある日、友達から言われたひとこと。
「もまって、家に電話かけると、全然違う人みたい。すごくおとなしいね」
「バレた…」って思いました。
外では元気キャラ、アホなことばかりしているわたしが、
家では声のトーンも低くて、しゃべることすら少なかったんです。
「本当のわたしはどっちなんだろう?」 自分でも分からなくなる瞬間でした。
どちらのわたしもわたしなのですが、場所に応じて自分を変えていたような。
皆さんもそのようなことはないですか?
自分を偽るのはすごく疲れますが。。
家にいると疲れるのはそれだったんですね。
🏫転校の知らせと、止まらなかった涙
そんな中、父の転勤が決まりました。
「転校しなきゃいけない」と言われたとき、
わたしは本気で泣きました。
家では居場所がなかった。
だからこそ、外で見つけた“自分らしくいられる場所”を失いたくなかったんです。
まるで、「笑っていい場所」を奪われるような気がして、
怖くて、悲しくて、涙が止まりませんでした。
転校後は、あの“ジャジャ馬”を封印。
まるで借りてきた猫のように、静かに過ごしていました。
言葉も、関西弁がわからない…
聞き取れるけど、「それ、どういう意味?」って
なる単語ばかりでした。
(今では、ほぼネイティブに話せますが、
当時はイントネーションも難しかったし、
言葉の意味もわからなくて戸惑いました)
久しぶりに元の学校の友達に会ったとき、こう言われました。
「もまが…おとなしくなってる!!」
…めちゃくちゃ驚かれました🤣
転校前は、「目立ってなんぼ!」だったわたし。
とにかく笑われたくて、全力でふざけてた。
でもね、いきなり転校してきた子がはっちゃけてたら……ヤバいでしょ?笑
そんな空気、子どもながらにちゃんと感じてたんです。
加えて、勝手の知らない土地、知らない人たち、
文化も雰囲気も違う場所に放り込まれて。
わたしは、自然と目立たないように、縮こまるようになっていきました。
「自分の解放」から、「殻に閉じこもる」方向へ。
そして、気づいたんです。
わたしにとって唯一の“解放の場”だった外の世界でさえ、
もう自由に振る舞えなくなってしまったんだ…って。
この時期を境に、
わたしは「自分を抑えること」に慣れていくようになりました。
退職後、心を癒したくて、奄美大島のスピリチュアルツアーに参加しました。
(スピリチュアルなことが大好物なもので…🤭)
その中で、“奄美の神様”と呼ばれる霊視の方に、
たまたま見ていただけることになったんです。
実は、現地の酒屋さんで偶然、その方の連絡先を教えていただいて──
まさか本当に見ていただけるなんて、思ってもいませんでした。
このご縁をつないでくださったツアーの主催者さんにも、
感謝の気持ちでいっぱいです🌸
その方は、私の目をじっと見つめながら、涙を流して、こう言ってくれました。
「あなたは、自分を3分の1も出せていない」
「あなたを見ていると、涙が出てくる・・・」
「もっと、自分を出して、自分らしく生きなさい!」
本当に、その通りだったと思います。
「もっと、自分を出してもいいんだ!」
その言葉で、私はハッと気づきました。
あなたは、今、自分を出せていますか?
☕前編のまとめ|元気にしていたあの子も、わたしだった
今になって思うんです。
「うるさい!」って言われてたあのわたしも、
「男みたい」とからかわれていたあのわたしも、
あの頃、ちゃんと“生きよう”としていたんだなって。
無意識に、自分を発散できる場所を見つけて、
心のバランスを取ろうとしてたんだと思います。
そんな自分を、今では愛おしくさえ思えるんです。
あなたは、自分をさらけ出せる場所がありますか?
心から、自分らしくいられる場所はどこですか?
そして次回、
そんなわたしが「比べられる世界」から少しずつ抜け出して、
「これでいい」と思えるようになっていくお話をお届けします。
コメント